6922差動ラインアンプ・その8

6922差動ラインアンプが完成した。基板が完成していたから、配線をつないでいくことが主で、シールド線の処理が面倒だったくらい。フロント・リアパネルが外れるので作業が非常にやりやすかった。パネルの文字入れは、今回はラベルシートを使った。透明のツヤ消しシールで、LBP-2210という型番だ。必要な文字をパソコンで作成し、印刷するだけ。後は剥離紙と同じ要領で、パネルに貼っていく。実に簡単。貼ったところがわかるけど、まあこんなもんだ。

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配線チェック後に電源投入。すぐ電圧チェック、とりあえず問題なし。+B電圧は目論見どおり197V、-Cは-6.21V、差動アンプ部の定電流回路はLch 8.30mA、Rch 8.25mAだった。差動部のプレート電圧は約115Vで、電圧差はLch 5.8V、Rch 2.0V。6922の4本で、電圧差の少ないものを2本選別した。差を少なくするには、VintageSoundの選別品等を使用したほうが良いかもしれない。

作った後に、実際の動作点からロードラインを書いてみた(笑) Eg=0V時のIpは約8.2mAだから、4.14mAの動作点は妥当ではなかろうか。Epが高いかもしれないが、その時はTrリプルフィルタの3.3KΩを増やせば+Bが下げられる。

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特性測定の結果は以下のとおり。利得はLch 2.13倍、Rch 2.17倍となった。これくらいの差なら、半固定VRで利得を調節することもなかろう。残留ノイズとクロストーク特性の測定は、ミリボルの針がぴくぴく動いて測定しづらいことこの上ない。+Bの変動及び差動部のIp変動がそのまま出力されているからだと思う。

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クロストーク特性で左右chに差があるのは、残留ノイズの差だ。たぶん、6922を選別すれば良いと思う。でも聴いてわからなかったら許したら、という気持ちもある。1KHz以上でクロストークが悪化しているのは、実装のスキルが足らないせいだろう。あるいは、-C電源を左右で分離していないせいかもしれない。

さて、完成後数時間聴いているが、音色は色づけがなく至極真っ当だと思われる。バスブーストと樽バックロードの相性は良好だ。これから時間が経つにつれて印象が変わってくるかもしれない。

普通やってはいけないことであるが、メインアンプの電源を入れたままでラインアンプの電源をオンオフしてみたところ、ボッというかなり大きめの音がする。問題になるほどでは無いと思われるが、電源オンは上流から、電源オフは下流から、という鉄則を遵守する限り問題ない。

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