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zoom RSS 6550 CSPPアンプ・KL10-05の許容不平衡DC電流

<<   作成日時 : 2017/05/03 18:52   >>

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6550 CSPPアンプはドライブ段にセンタータップ付プレートチョークKL10-05を採用している。このチョークコイルはコアギャップを設けていないため、DCバランスが崩れると特性が悪化してしまう。

そこでどの程度の不平衡DC電流なら問題ないのか、実験で確かめてみることにした。実験では無帰還とし、20Hzでの出力1V8Ω(125mW)における不平衡電流と歪率を測定した。この測定方法は定まったやりかたではなく、あくまで自己流であることをお断りしておく。


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KL10-05は1-2(CT)-3となっており、初段に設けたDCバランスを変えて1-3間のDC電圧を測りながらSP端子の電圧と歪率を測定した。KL10-05の巻線抵抗は870Ωx2(at 20℃)となっている。


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測定結果を上記の表に示す。大体色付きのあたりから特性が変化し始めるようだ。1-3間端子電圧が2V以上、不平衡DC電流に直すと2.3mA以上から歪率が悪化する。SP端子電圧はどの不平衡DC電流でもあまり変化がなく、大体1.4mAくらいから低下し始める。


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不平衡DC電流と歪率をグラフにしてみた。2.3mAくらいから歪率が悪化している。

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このことを踏まえると1-3間端子電圧を2V以内にキープし、不平衡DC電流を2.3mA以内に抑えれば良いと思われる。即ちKL10-05の許容不平衡DC電流は2.3mA程度か。

ドライブ管の5687WAはヒートアップ後、それぞれのプレート電圧差が最大で0.3V程度発生するようだ。経年変化を加味すると、1-3間端子電圧を2V以内にできれば問題は起こらないと思われる。

もしかしたらプレート電圧差は初段2SK117の熱的不平衡が影響しているのかもしれない。熱結合をすれば電位差が少なくなるかな?  
    

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