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zoom RSS 6FJ7シングルアンプ・詳細な特性測定

<<   作成日時 : 2017/02/08 18:55   >>

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ヒーターハムが出たりいきなり設計ミスが発覚したりした6FJ7シングルアンプだが、種々の変更によりようやく立ち上がり始めた。

ヒーターハムは特に多いタマを交換し、ヒーターバイアスにコンデンサを並列につなぐことにより残留ノイズが0.1mVレベルまで減少。利得が51〜52倍と多すぎることについては、初段プレート抵抗100KΩに120KΩを並列にすることで54.5KΩとしたら31倍まで減少させることができた。

NFBをかけることにし、利得が半分程度となる抵抗値を探ったら1.3KΩとなった。また利得を揃えるべく7本の6FJ7を取っ替え引っ替えして同じとなる2本を選んだ。


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実測の電圧を赤字で示す。


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シャーシ内部はこんな感じになった。電源スイッチ下にヒーターバイアス回路を追加、ソケットのピンに直接接続した0.33uFのフィルムコンデンサの温度上昇が激しいので立ラグへ移動した。これでカップリングコンデンサの交換が容易になったけど、たぶんやらないだろうなあ。


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NFB後の諸特性を上記に示す。周波数特性では高域はあまり伸びていない。NFB量は6.6dBとなった。DFは4.8と十分。残留ノイズは32μVと80μVとさらに低くなった。なぜか電源トランスから遠いRchのほうが高い。


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周波数特性。高域は150KHzまで素直に落ちている。


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クロストーク特性。L→Rが悪い。これはLchの6FJ7出力段ユニットからRch電圧増幅段ユニットへの飛びつきによるもの。3cm離れているけどダメなんだね。低域は20Hzで-63dB程度あるのでまあ許せるかな。


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真空管の間にアルミ板の衝立を入れてクロストーク特性を測定してみた。


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高域のレベルが低下し改善している。

気になったのでアルミ板の衝立を入れたり外したりして試聴してみた。結果は違いがわからなかった。妻に手伝ってもらって聴いたので間違いない。妻も同意見だった。

今までクロストーク改善のため電源の低インピーダンス化、信号ショートループ、GND配線の信号ループ考慮といった対策が音場感を向上させていたと考えるのが妥当なのだろうか。

初段に12AX7の片ユニットをそれぞれのチャンネルに用い、高域のクロストーク特性が悪化したとしても実際にはわからないのではないか。衝撃的な出来事だった。


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Lchの歪率特性。100Hzがリミットして5%歪みでの出力は1.5Wだが1KHzと10KHzでは1.8W出ている。設計どおりの出力が得られた。


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Rchの歪率特性。Lchと同様100Hzがリミットして5%歪みでの出力は1.5Wだが1KHzと10KHzでは1.8W出ている。

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