おんにょの真空管オーディオ

アクセスカウンタ

zoom RSS 3HA5シングルアンプ・3GK5に差し替えてみた

<<   作成日時 : 2016/11/04 18:54   >>

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

ヤフオクで3GK5を調達したので3HA5シングルアンプに差し替えてみることにした。特性的にはあまり違いはないが、ピンコネが違う。


画像

グリッドとカソードのピンコネが逆になっている(1ピンと2ピン)。当初は変換ソケットを作って差し替えてみようと思っていたが、カソードの接続を1ピンから7ピンに変更し、発振防止用の1KΩ抵抗を1ピンから2ピンに接続し直せば良いことに気づいた。だからソケットではなく本体側の変更で対応することにした。


画像

チビの3HA5に比べて3GK5は背が高いので余計に細く見える。


画像

3GK5用の回路図を上記に示す。とはいってもタマを変更しただけ。本体の変更後に電圧を測定したが、3HA5の場合とほぼ一緒だった。


画像

いつものように詳細な特性を調べてみた。利得が12倍から10.8倍に減少した。歪率5%での出力は100mWから180mWに増えた。周波数特性・DF・残留ノイズ・消費電力についてはほぼ同じだった。


画像

周波数特性。利得が減ることによってNFB量も減少しているので高域の低下がすこし早くなっている。低域は入手した2本の3GK5の利得が揃っていたこともあり殆ど同じ。


画像

ついでにクロストーク特性も測定。ほぼ同じ。


画像

Lchの歪率特性。全体に低歪みになった。歪率5%での出力は105Hzがリミットして180mWだが、1KHz・10KHzでは250mW出ている。


画像

Rchの歪率特性。Lchよりさらに低歪みだ。1KHz・10KHzでは250mW出ている。


画像

3GK5のEp-Ip特性図を見ていて気づいたのはプレート電圧が高いほうまでグラフになっていること。現状の14KΩロードライン(赤)の動作点140Vでは2次歪みが大きい。3GK5の最高プレート電圧Ep maxは200Vなので、そのまま平行移動して青でのロードラインほうがバランスが取れる。この時のプレート損失は2Wで最大プレート損失の2.5W以内だ。

つまりプレート電流を変えずにプレート電圧を上げると歪率特性が良くなると思われる。現状の回路では+B電圧を大幅に上げるのは無理なので、例えば2号機を製作するとしたら+B電圧を156Vから220Vに上げると歪率特性を向上させることができるだろう。出力は歪率特性が良くなることで、5%歪みでの出力がすこし増えるはず。

というところで駄耳の私による試聴結果を書いておくと、差し替えた当初は低音ばかり出て中高音が控えめのなんだこりゃ?状態だったのが、そのまま試聴していると中高域が鮮明になり3HA5の時と区別できないくらいになった。特性が似ているし音色の傾向も同じようだ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文

関連ブログRSS

3HA5シングルアンプ・3GK5に差し替えてみた おんにょの真空管オーディオ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる