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zoom RSS 6CH6/CV4055シングルアンプ・改造

<<   作成日時 : 2015/07/24 18:58   >>

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6P1PをCV4055に換装するにはピン接続を変える必要がある。変更するところの配線とCRを取っ払って立ラグを増やした。

どうせ変更するからと、カソードに定電流回路とショートループのコンデンサを入れることにした。電流値を決めるためにオーディオアナライザで歪率を見ながらカソード抵抗の値を増減し、143Ωくらいをベストとした。電流値は35mAとなった。5%歪みでの出力は100Hzで2Wも出ている。

NJM317のOUT〜ADJ間の抵抗は1.25V/0.035=35.7Ωと計算できる。一番近い36Ωとした。


画像

CRフィッティング後の回路図を上記に示す。R4は220KΩに変更。


画像

改造後のシャーシ内部。見え難いがNJM317が2個あるのがわかるだろうか。消費電力は0.2Wに満たないのでヒートシンクを抱かせる必要はない。

ひととおりの特性を調べようと、周波数特性・クロストーク特性ときて消費電力を測定したところ、18W弱と異様に少ない。三結では26Wあったのに。

オーディオアナライザを接続すると残留ノイズが少なく0.15mVあたりを示している。歪率が低出力でも100%レンジになってしまう。入力を上げても出力は低い状態でクリップする。

明らかにおかしい。何が起きた?

電圧を測定する。+Bは270Vと高く、カソード電圧は11Vくらい。NJM317の36Ω抵抗両端電圧を測定すると低すぎる。どうやらNJM317が壊れてしまったようだ。それも2つとも。

NJM317と並列に抵抗を接続したら出力が正常に出ることを確認した。


画像

壊れたNJM317。これで壊れているんだよ。外観全く変化なし。

NJM317が壊れる条件としては、CV4055がヒートアップする前に+B電圧が上昇してカソード電圧がNJM317の最大定格である40Vを超えてしまうこと。+B電源は2.2MΩと94uFの並列回路への充電で電圧が上昇するが、非常にゆっくりしているので大丈夫のつもりだった。電源投入一発目で壊れるならともかく、数回のオンオフの後で破壊が起きてしまった。

考えられる対策としては、@定電流回路ではなく抵抗にする、A定電流回路と並列に高抵抗を入れる、B定電流回路と並列にツェナーダイオードを入れてクランプする、が考えられる。

今のところBが最有力候補。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
NJM317と同じピン配列で、Vin-Vout=125V(max)というのがあります。
NJM317の40V(max)よりずっと高耐圧です。
ツェナーでクランプするにしても、高耐圧の方が安全です。
秋月で1個150円です。

TL783CKCS3 @150-
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06382/
klmnji
2015/07/24 20:17
klmnjiさんこんばんは。
情報どうもありがとうございます。これならツェナーは不要ですね。
定電流回路の最低動作電圧がどれくらいなのか気になるところです。じつは低周波の大振幅でカソードが揺すられると定電流回路の最低動作電圧を割ってしまうことがわかっています。そこでカソード電圧の嵩上げをしようと思います。半固定バイアスもどきです。
おんにょ
2015/07/24 21:38

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