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zoom RSS 抵抗の火あぶり

<<   作成日時 : 2015/05/17 18:51   >>

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タクマンの酸化金属皮膜抵抗をDMM(デジタルマルチメータ)で測定するといつもカラーコードより低い値を示すような気がする。これって電流が流れて抵抗の温度が上昇するとカラーコードの値に近づくんじゃないのかな?と思っていた。

メーカーのWebサイトで抵抗温度係数を調べてみると±350ppm/℃ maxとか書かれていて、温度上昇で抵抗値がどう変化するのかよくわからない。

じゃあとりあえず抵抗をライターで火あぶりにして温度上昇したら抵抗値がどうなるのか、傾向を調べてみることにした。単に酸化金属皮膜抵抗だけではつまらないので、他の種類の抵抗もやってみよう。


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一度使用した抵抗類はこのようにケースにひとまとめにして入れてある。実験などで必要な抵抗をこの中から探すことが多い。抵抗のカラーコードを読むことができれば、目的の抵抗値に近いやつを見つけることができる。


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テキトウに選んだ抵抗をDMMで測定しながら画像のライターで火あぶりにし、抵抗値を読み取る。熱電対とドライヤーで抵抗温度係数を算出し、なんてことはやってられないし傾向さえわかれば良い。


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抵抗値を読み取った抵抗類。アーレン・ブラッドレー、KOA、イーグローバレッジ、タクマンなど。


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結果を上記の表に示す。タクマンの酸化金属皮膜抵抗は実測が表示よりも低く、火あぶりにすることでさらに抵抗値が低下し表示に近づくことは無かった。しかも温度係数が負で大きめのようだ。

タクマンのカーボン抵抗負の温度係数を示す。アーレン・ブラッドレーのカーボン抵抗は表示に対して実測が高めとなっており、火あぶりにすると抵抗値がかなり上昇し、正の温度係数を示した。このことから、カーボン抵抗ならば全て負の温度係数を示すとは限らないことがわかる。

イーグローバレッジの金属皮膜抵抗はさすがに値段が高いだけあって、温度で抵抗値があまり変化せず安定している。1本だけ温度係数が正を示した。

KOAの金属皮膜抵抗の誤差±1%のものは、低抵抗のを除くと温度で抵抗値があまり変化しない、すなわち温度係数が小さい

冒頭に書いた、タクマンの酸化金属皮膜抵抗がカラーコードより低い値を示すのは、サンプル数が少ないとはいえ実験でも確かめられた。温度が上昇するとさらに抵抗が低くなる。そういうものという認識でいたほうが良さそうだ。

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